鴻巣市民生・児童委員協議会連合会
 

民生・児童委員の歴史と役割

あゆみ

 民生委員制度は、大正6年(1917)に岡山県で済世顧問制度として発足し、翌大正7年(1918)に、大阪府が方面委員制度を制定してから全国に普及し、困窮者の救済にあたりました。

 昭和21年(1946)新たな憲法の下で福祉関係の法律も整備され、昭和23年7月に民生委員法が制定、施行されました。

 民生委員は、福祉施策の住民にもっとも身近な協力員として、「高齢者福祉」、「生活保護」、「障がい児・者問題」、「母子父子家庭問題」などに積極的に取り組みあかるい地域社会づくりに努めてきました。

 なお、「民生委員」という名称についてですが、民生委員は、民生委員法に基づいて厚生労働大臣から委嘱されると同時に、児童福祉法における「児童委員」をその民生委員が担うこととされているため、「民生委員・児童委員」という呼び方が正式です。

 平成6年(1994)に、厚生労働省から今後の子育て支援の施策(新エンゼルプラン)と、高齢者保健福祉の見直し(新ゴールドプラン)が発表され、多様化する児童問題の解決にむけ、主任児童委員制度が発足しました。

 平成9年「介護保険法」が制定(施行平成12年)され、同時に「社会福祉基礎構造改革」が行われ、これまでの行政による措置としての福祉から、個人の選択による契約と利用による福祉へと変化し、同時に利用者の保護制度も確立しました。

 その理念は、以下の3点に集約されます。

   @個人の自立を基本とし、その選択を尊重した制度の確立

   A質の高い福祉サービスの充実

   B地域での生活を支援する地域福祉の充実

役割

 民生委員・児童委員は、社会奉仕の精神をもって、常に住民の立場で相談援助を行い、社会福祉の増進に努めています。

 主任児童委員は、児童を取り巻く環境の変化をふまえ、児童問題の解決にむけ民生委員・児童委員とともに行動する専門委員として、関係機関との調整にあたります。

 現在、鴻巣市には定数182名の民生委員・児童委員と、定数20名の主任児童委員が10か所の単位民児協にわかれ、日々研修を積みながら活動に励んでいます。

 民生委員・児童委員及び主任児童委員の活動は多岐にわたりますが、以下の項目を旨としています。

  1.活動の基本姿勢

   @社会奉仕の精神

   A基本的人権の尊重

   B政党・政治への地位利用の禁止

  2.活動の基本的性格

    @自 主 性     常に住民の立場にたった地域ボランテイア

    A奉 仕 性     誠意を持ち、住民と連帯して活動

    B地 域 性     担当区域を基盤とし、適切に対処

  3.活動の三つの原則

    @住民性の原則   自らも地域の一員として活動します

    A継続性の原則   時間をかけて問題解決の環境を整備します

    B包括性の原則   総合的視点にたった活動を展開します

  4.活動の七つのはたらき

    @社会調査のはたらき

    A相談のはたらき

    B情報提供のはたらき

    C連絡通報のはたらき

    D調整のはたらき

    E生活支援のはたらき

    F意見具申のはたらき

 民生委員・児童委員及び主任児童委員は職務上知り得た秘密・プライバシーについて、固く秘守しなければならないことが、法律で規定されています。


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